LISTENING
まず、いつ・何をして痛めたのかをうかがいます
来院されたら、最初にこんなことをお聞きします。
「いつ頃痛められましたか?
何をしてそうなったかを教えてもらってもよろしいでしょうか?」
いつ痛めたのか
何をしていて、そうなったのか
痛めたあとに、どんなことをしたのか
思い出せる範囲で大丈夫です。
MOVEMENT
どんな動きで痛むのかを、教えていただきます
次に、体勢を見ます。どれくらい痛そうにされているかを、まず確かめます。
じっとしている分には、それほど痛まない方もいます。
それでも、何かしら痛みが出る動きがあることが多いため、「どんな動きをすると痛いのか」を教えていただきます。
わざわざ痛い動きをしていただく必要はありません。分かる範囲で教えていただければ大丈夫です。
POSITION
無理のない姿勢で、施術に入ります
うつ伏せになれる方は、うつ伏せで。
うつ伏せがつらいほど痛む場合は、横向きに寝ていただき、その姿勢のまま施術に入ります。
決まった姿勢を、無理にとっていただくことはありません。
寝ていただいたら、体を押さえながら、どこで、どれくらいの力で反応が出るのかを確かめていきます。
痛い場所だけを見るわけではありません。
腰だけでなく、周囲の筋肉の緊張や、腰に負担がかかっている可能性のある範囲まで確認します。

写真はイメージです
NEEDLE
痛みが強いときの鍼
施術の方法は、その時その時で違います。
痛みがかなり強いときは、鍼を置いたままにする方法(置鍼)ではなく、反応の強そうなところに1本ずつ鍼を使い、反応を確かめながら刺激を加える方法を使うことがあります。
一か所だけではなく、反応のあるところを確かめながら、その都度、必要なところに行います。
鍼の技法のひとつに「雀啄法(じゃくたくほう)」があります。
急な痛みがあるときは、「ズン」と響くような感覚があることもあります。強いと感じたら、遠慮なくお伝えください。
AT YOUR PACE
動いて、確かめながら進めます
施術を進めたら、実際に体を動かしていただき、痛みの出方を確認します。
「最初は、動かすとまた痛みが走るんじゃないかという恐怖心もあるでしょうから、慌てなくていいので、自分のペースで、とお願いします。」
そのうえで、次に進める状態と判断した場合は、置鍼でもう少し刺激をなじませたり、軽い刺激の整体に移ったりします。
整体といっても、体を大きく動かすわけではありません。
「一つのツボをゆっくり押していく感じ」です。
刺激の強さや進め方は、その時の痛みや体の反応を見て変えていきます。

写真はイメージです
TODAY'S STEP
その日にどこまで進めるかは、
体の反応を見ながら決めます
「1回で良くなりますか?」と聞かれることがあります。
実際にお体を見てみないと分かりません。ケースバイケースです。
できるだけその場で楽にして差し上げたい、という気持ちはあります。
ただ、その場で動けるようになることだけでなく、そのあとの体の負担まで考えて、無理に刺激を重ねることはしません。
状態によっては、一度でやり切らず、そこでいったん区切った方がよい場合もあります。
その日にどこまで進めるかは、体の反応を確かめながら決めています。
区切るときも、「今日はここまでです」で終わりにはしません。
なぜ今日はここまでにするのか。
今の状態をどう考えているのか。
このあと、どう過ごしていただきたいのか。
できるだけ分かりやすく、お伝えします。
AFTER CARE
施術のあとは、数日ゆっくりと
施術直後に痛みが落ち着いていても、すぐに無理をせず、ゆっくり過ごしていただくようお願いしています。
回復までの日数を示すものではありませんが、目安として、
「せめて3日くらいはゆっくり過ごしてください。」
とお伝えしています。
急に姿勢を変えない
無理をしない
その間に、また痛みが強く出てきたときは、早めにお越しください。
大丈夫そうであれば、そのまま様子を見ていただいて構いません。
医療機関での確認をおすすめする場合
次のような場合には、まず医療機関での確認をおすすめすることがあります。
腫れがかなり強い
熱をもっている
少し動かしただけでも、声が出てしまうほど強く痛む
当院では、筋肉の状態を確認しながら施術を行います。
一方で、骨や神経など、別の問題が関わっている可能性も否定できない場合には、まず医療機関での確認をおすすめします。医師の判断にお任せするのがよいと考えているからです。

